こんにちは!Cocoです♡
前の記事でNHIナンバーについて
体験談をもとに説明をしましたが
今回はニュージーランドのGP登録制度について。
GPとは?
GPとはGeneral Practitionerの略称で
簡単にいうと「かかりつけ医」です。
ニュージーランドで体調が悪くなった際は
まずは登録しているGPへ行きます。
※歯医者にGP制度は関係ないです!
そのGPに診断をしてもらって
GPでは手に負えない症状であったり
高度な検査が必要であると判断がされたら
スペシャリストと呼ばれる専門医に紹介状を出されます。
その紹介状がないと
スペシャリストには診てもらえないので
急な病気や交通事故での大怪我といった緊急時以外は
とにかくまずはGPへいくようです。
ひとり1軒のGPにしか登録できないので
通いやすいエリアでのGPを探して登録します。
※登録しているGPを別のところへ変更することは可能。
ちなみに、登録をしていないGPでも
診察自体はしてもらえますが、診察料が高くつきます。
そのため、旅行先で体調が悪化した。
といった場合以外は登録しているGPへ行くことになります。
誰でもGP登録できるの?
・・・できません!!
GPに登録するには
ニュージーランドの公共医療制度の対象者である必要があります。
ざっくりとした対象者はこちら:
①ニュージーランド市民権保持者
②ニュージーランド永住権保持者
③継続的な2年間の就労ビザ保持者
①と②に関してはわかりやすいですが
③についてはプラスで理解しておく点があります!
A person who holds a work visa that either:
・entitles them to remain in New Zealand for two years or more (work visas start on the person’s first day in New Zealand) OR
・entitles them to remain in New Zealand for a period of time which, together with the time that person has already been lawfully in New Zealand immediately prior to obtaining the visa, equals or exceeds two yearsis eligible for publicly funded health and disability services.
出典:Ministry of Health – Manatū Hauora
Work visa holder eligible to be in NZ for two years or more(ざっくり訳)
次のいずれかの就労ビザを保持している人は公共医療制度の対象者です。
・ニュージーランドに2年以上滞在する資格
・就労ビザ取得直前にニュージーランドに合法的に滞在していた期間と合わせて、
2年以上の期間ニュージーランドに滞在する資格
1点目については、シンプルな条件ですね。
2年以上の就労ビザを保持しているのであればOKです!
2点目がややこしいのですが・・・
就労ビザ自体は1年分しか発行されていなくても
その直前までにニュージーランドに合法的に滞在していた期間とあわせて
滞在期間が2年以上であれば、対象者となります。
わたしはこの2点目の対象者でした:
2019年2月〜2019年6月:学生ビザ(5ヶ月)
2019年7月〜2020年3月:ワーキングホリデービザ(9ヶ月)
2020年4月〜:就労ビザ(12ヶ月)
上記の通り
就労ビザ自体は1年分しか発行されなかったのですが
それまでに学生ビザとワーキングホリデービザで
合計1年以上滞在していました。
=すべてを合計すると滞在期間が2年を越す
=2020年4月に就労ビザを取得した時点で、公共医療制度の対象者
学生ビザ保持者が公共医療制度の対象ではないのはなぜ!?
と戸惑う方もいるかもしれませんが
語学学校・その他学校は
留学生の入学の際の条件に「海外保険への加入」を設けているので
留学生の医療費は海外保険でカバーされる前提のようです。
GP登録の手順!
まずはGPを探しましょう!
ニュージーランド政府のホームページを見ると
HealthpointがGPの検索ツールとして紹介されています。
※わたしはHealthpointのホームページを開くたびに
画面が5分以内にはフリーズしちゃうんです。
・・・わたしだけ!?
なので、わたしはHealthpointには頼ることができず
Google Mapで「GP」と検索して、
通いやすいエリアのクリニックを1つずつ見ていきました。
立地とクチコミ、そしてクリニックによっては
新しい患者登録をストップしているところもあるので
そもそも登録させてもらえるかを確認しました。
Facebookグループでも
「おすすめのGPありますか?」と
質問している方が定期的にいるので
クチコミを大事にしている方は多い印象です◎
一度登録すると
そこへしばらく通うことになるはずなので
お医者さんやスタッフさんの人柄も大事ですもんね!
あとはGPに書類を提出して完了!
わたしが提出したのは・・・
・パスポートのコピー
・ビザのコピー
の3点で、すべてメールで提出しました。
パスポートのコピーと、ビザのコピーは
公共医療制度対象者であることを証明するための提出物です。
GP登録については無料です。
病気になる予定がなくても
万が一に備えて登録しておきましょう!
(わたしが登録したGPの受付の方に言われました。)
医療制度や年金制度といった
公共的なサービスを調べていると
改めて、ニュージーランドでのわたしは外国人なんだな。
と思い知らされます(笑)
外国人として、ビザやらなんやら
立ちはだかってくる壁はたくさんありますが
がんばって乗り越えていきたいですね!
それでは、See ya ♡