その日は妊娠4か月の妊婦健診に向かいました。
その日の検診で異常がなければ
妊娠報告をいろんな方にしようと
いつもよりわくわくしていたことを覚えています。
ただ、4か月検診の前に
赤ちゃんの頭の形が丸くないことは
少し自覚していました。
しかし、前回の検診の時に異常がない
と言われていたので
初めての妊娠で過敏になっているだけだと
気持ちに蓋をしていました。
そしてその日のエコー検査が始まり
いつもより先生がエコーを念入りに見ていることがわかりました。
とても優しい先生で
元気に動いているね。ここが手で足だよ。
などいつも通り話してくれましたが
不安がいっぱいであまり覚えていません。
隣の部屋に移動して、頭の形が丸くないから
大きな病院に紹介状をかくねと言われました。
先ほど書いたように、少し自覚していたため
衝撃は少なかったとはいえ
信じたくない気持ちでいっぱいでした。
私が通っていた産婦人科では
正確な判断ができないため
精密なエコー検査ができる専門の病院に行って
結果を聞いてきてほしいと伝えられました。
しかし、先生の態度をみていると多分だめなんだ
ということがひしひしと伝わってきました。
検診が終わってすぐに
泣きながら旦那に電話をして状況を伝えました。
大きな病院を紹介されたこと。
多分赤ちゃんダメかもしれないこと。
その時は土曜日の午前中だったので、
パニックになっている私に変わって
旦那がかわりに病院の予約をしてくれました。
状況を話すと
本当は当日予約をとっていないが、
早く結果がわかることへの嬉しさと
そこまで緊急性が高いという現実の辛さが同時に襲ってきました。
旦那は私と違い
少し入院するかもしれないが赤ちゃんは大丈夫だよ
と言われるとずっと信じていました。
そのため病院に着くまで私の横で
そんなに泣いてたら赤ちゃん不安になっちゃうよ。
ままが元気にならなきゃ。
とずっと励ましてくれました。