22.【中絶後の後悔②】火葬方法

22.【中絶後の後悔②】火葬方法

2023年3月13日

 

2つめの火葬方法についてです。

火葬方法として
私が知っている方法は2通りあります。

 

1つ目は
火葬場を自分たちで予約するものです。

 

この場合は中絶の後旦那が役場に死産届けを提出し
火葬許可証をもらう必要があります。

 

メリットとしては

・胎児専門の火葬を行っているところであれば
遺骨が残る可能性がある。
・最後にお別れができる

デメリットとしては

・火葬場探しをする必要がある
・中絶手術後にゆっくりできない
・予算がかかる

 

2つ目は
病院に火葬までお任せする方法です。

 

この場合は入院の際に書類を一枚渡されるので、
記入して先生に渡します。
後日火葬証明書のコピーをもらうことができます。

 

メリットとしては

・手術日まで、手術後もゆっくりできる
・予算を抑えることができる
・(棺桶に入れたいものは入れてもらえる)

デメリットとしては

・遺骨が残らない可能性が高い
・いつ火葬されるのかわからない
・最後にお別れができない

 

私たちは病院で火葬までお願いしました。

火葬には立ち会えないとわかっていましたが
お別れの時間だけはわかると思っていたので
火葬場の駐車場でもいいから行く予定でした。

 

当日、病院と火葬場どちらにも
いつ火葬するかもわからないと言われました。

そのため、最後のお別れができませんでした。

 

本当にこの選択肢でよかったのか
自分たちで最後のお別れをするべきだったのではないか
と後悔していました。

 

しかし私たちが病院にお願いした理由は

病院と役場が遠く
手術後に旦那が書類提出するには負担が大きかったこと。

無脳症と診断されてからは時間がなく
火葬について調べるよりも
思い出作りの方を優先したかったこと。

が主でした。

 

そのため、今この知識をもって
同じ立場にたたされたとしても
私は思い出作りを優先したと思います。

 

最後にお別れしたかったです。

らむちゃんに会いたかったです。

 

でもあの短期間では私たちはこれが精一杯で最善でした。

 

母親に後悔していることを伝えると
何をしても、絶対に後でこうしたらよかった
と思うことは出てくるよ。

無脳症と診断されて
その時に思い出作りをしたいと思って
1週間いろんなところに行けたんだから
それがあなたにとって最善だったんだよ。

と言われました。

 

確かに何をしても後悔は出てきたと思います。

 

なので私は気持ちを切り替えて
次の日にいつも行ってた神社にお参りに行って
そこでらむちゃんとお別れしよう
と決めました。