13.【らむちゃんとの思い出】2日目

13.【らむちゃんとの思い出】2日目

 

2日目は一日中病院探しでした。

 

病院探しは疲れましたが
いつも以上にらむちゃんの姿を
エコーで見ることができて嬉しかったです。

 

中絶まで何回もエコーを見るうちに
らむちゃんは朝少しおとなしくて
昼過ぎにぴょこぴょこ動き出すことがわかりました。

 

らむちゃんが動き出すと
トイレが止まらなくなったので
電車に乗る前などに今は大人しくしててね
と話しかけた思い出もあります。

 

2日目で印象に残っていることは
旦那にリアルタイムのエコーを見せることができたことです。

精密検査の際も仕事に行っていたので
エコーを一緒に見ることができませんでした。

その話を先生にしたら
いつもより長く丁寧にエコーを見せていただけました。

 

無脳症なので
本当は頭の形は丸くなかったのですが
丸い形にうつる部分を見つけて
エコー写真をとっていただけました。

手や足がどこにあるか
これが目で口でと教えていただき
らむちゃんが生きていることを実感しました。

 

このエコー写真を祭壇に飾ることに決めました。

 

検診が終わってゆっくりエコー写真をみると
なんとなくイタズラっぽい顔で笑っていて
旦那の子供だねと笑って話していました。

 

最後までらむちゃんのことを
人として扱っていただけて
本当に嬉しかったです。

 

毎回の妊婦健診が楽しみでした。