【らむちゃんとの思い出】は
お別れまでの毎日を私が忘れないため
思い出になるために書き記すものです。
とばして読んでいただいても大丈夫です。
今までずっと赤ちゃんと記してきましたが
こちらの記事からは実際の愛称である
『らむちゃん』でかいていきます。
無脳症と診断されたのは土曜日だったので
病院探しは月曜日からになります。
そのため発表された翌日は
旦那と一緒に1番行きたかったところに向かいました。
旦那とらむちゃんとの1番の思い出は
一緒に結婚式を挙げることができたことです。
らむちゃんは一切つわりもなく
結婚式準備も当日も
本当に楽しく過ごすことができました。
エコー写真を持参して
ウェディングドレス姿の私と
タキシード姿の旦那との
家族写真も撮っていただけました。
将来らむちゃんにこの写真を見せたいなと
幸せなことしか考えていませんでした。
私たちが式を挙げた結婚式場は
式をあげてから1年間のうちに1度だけ
式場で写真を撮っていただくことができます。
らむちゃんが産まれたら
報告もかねてお願いしますねと
プランナーさんにも伝えていました。
もうその夢は叶いません。
しかし、家族でまた行くはずだった場所に
お別れするまでに行きたいと思いました。
式場の中には入れませんが
式場の周りは公園になっていましたので
そこに遊びに行きました。
公園に向かう電車の中で
今までは結婚式準備や結婚式当日など
幸せな時間のために向かっていたのに
今はお別れのために向かっているんだと思うと
泣きそうになりました。
実際少し泣いてました。
公園についてからは
公園にとまっていたキッチンカーでご飯を買い
ここで家族でピクニックしたかったね
と話しながら旦那と過ごしました。
1番一緒に行きたかった場所に
家族で行くことができました。
次からは笑顔であの公園に行けるように
日々過ごしていきたいです。