11. 【最後の1週間】お別れまでにやったこと。

11. 【最後の1週間】お別れまでにやったこと。

 

病院を決めた際に
中絶を1週間待って欲しいと伝えました。

その理由としては
赤ちゃんとの思い出がほしかったからです。

 

そのため中絶の日が妊娠14週になりました。

 

中絶方法の記事で中期中絶の説明をしたのですが
私がこの1週間をもらうことにより
母体に1番負担のかかる中絶方法になる可能性が高くなりました。

 

しかし私はそれでもこの1週間が欲しかったです。
本当はもっと時間が欲しかったです。

でも自分の体の負担や仕事など現実的に考えると
1週間が限界かなと思いました。

 

私はまず

・産まれてから一緒に行きたかったところ
・やりたかったこと
・食べて欲しかったもの

をピックアップしました。

 

その中でも優先順位をつけました。

そして旦那は仕事が忙しく
一緒に過ごせる時間が少なかったので
旦那と過ごせる日は
家族でやりたかったことをしようと決めました

 

1週間の行く場所を決めていると
ほとんどが食べに行く場所で
もう少し観光もしないとなと反省しました。

 

考えている時間は
とても楽しく、同じぐらい辛かったです。

 

旦那とも

産まれてきたら絶対楽しい家族になったのにね
こんなにやりたいこと考えてたのに
赤ちゃんはもったいないことしたね。

とできるだけ明るく話すようにしていました。

 

次の記事から1日1日詳しく書きますが
私の日記のような内容になりますので
こちらにも大雑把に何したか書いておきます。

 

まずは1番綺麗なエコー写真を選んで
毎日持ち歩きました。

 

そして連れて行きたかったところや
食べてほしかったものと一緒に
エコー写真を入れて写真を撮りました。

 

その時にできるだけお腹に話しかけて
私と旦那も写真に入りました。

 

妊娠がわかってからずっと聴かせていた音楽と
無脳症とわかってから
この歌今の赤ちゃんに対しての歌じゃん!!
と思う曲があったので

毎日2曲聴かせていました。

 

あの1週間は本当に楽しかったです。

正直赤ちゃんに通じたかはわからないです。

 

でもあの1週間があったから
私は今前向きになれていると思います。

 

今はまだ思い出したら涙がでますが
いつか楽しかったねと
笑いながら話せる日がくると信じています。