はじめまして!
Cocoの妹のChocoです。
ブログの題名で気がついた方もいらっしゃるかと思いますが
姉のブログとは内容が大きく異なります。
このブログは
私のお腹に宿った赤ちゃんが
『無頭骸症』からの『無脳症』と診断されて
お別れするまでの1週間
お別れしてから前向きになるまで
を記録したものになります。
無脳症とは
頭蓋骨をうまく作ることができなかった
『無頭骸症』の赤ちゃんが
お腹の中で動くことにより
羊水に脳みそが溶けていき
脳がなくなってしまう病気です。
今後溶けてしまった脳は元に戻らず
頭蓋骨も形成されることはありません。
そのため、お腹の中で生きることはできても
産まれてすぐに亡くなってしまいます。
ブログを書こうと思ったきっかけは
無脳症の赤ちゃんを出産することを選んだ方の経験談を読んだ時で
赤ちゃんが無脳症と診断された人は
99%人工中絶を選ぶ方が多いそうです。
私も人工中絶を選んだ1人です。
ただ、この選択にずっと不安でした。
その時に出産した方の経験談を読み
正解も間違いもないが、私は中絶を選ぼうと
気持ちを整理することができました。
中絶を決めてからは
お別れまでの短い時間を悔いが残らないように
どのように過ごすかだけ考えて過ごしました。
今実際に人工中絶か出産するか悩んでいる方が
読んでくださっているかもしれません。
出産することを選ぶ方は
このブログを読んで中絶への心の揺らぎを
少なくすることができたら嬉しいです。
人工中絶を選ぶ方は
悔いが残らないよう過ごせる手助けになると嬉しいです。
また、冒頭でも言いましたが
私は今少しずつ前向きに進むことができています。
ただ、これは周りの支えと時間があったからです。
もし今前向きになれないと悩んでいる方がいましたら
前向きにならないといけない
と自分を追い詰めないでください。
このブログは経験談の一つにすぎません。
感じ方や向き合い方は人それぞれです。
また個人的ではありますが
私と赤ちゃんとの記録を残したいと
いう思いもあり、書かせていただきます。